ブートデバイスおよびブートモードの選択 (DIPSW 設定)

MA-S1xx には、

を設定するための 4 極 DIPSW がついています。本体側面にあります。

DIPSW

左から 1,2,3,4 となっており、下側に倒すと “ON”、上側に倒すと “OFF” となります。
それぞれの組み合わせにより、下記の設定となります。

DIPSW 設定
1 2 3 4 優先ブートデバイス ブートモード(rootfs選択) Filesystem
OFF OFF OFF OFF SPI Flash eMMC(切り戻し有)1) squashfs
ON OFF OFF OFF eMMC(切り戻し無) squashfs
OFF ON OFF OFF SD(/dev/mmcblk1p2) ext4
ON ON OFF OFF bootloader menu -
OFF OFF ON OFF Alpine initramfs firmware2) initramfs
ON OFF ON OFF SORACOM ブート initramfs3)
OFF ON ON OFF NuttX4) -
ON ON ON OFF bootloader script5) -
- - - ON SDCard - -
OFF ON OFF ON SDカード(/dev/mmcblk1p2)6) ext4
1)
起動完了が確認できない場合、別の面のファームウェアで起動します。
2)
Alpine Linux initramfsのみで高速起動するモードです。低消費電力カスタム動作用。
3)
Alpine Linux ベース
4)
RTOS の NuttX を起動するモードです。低消費電力カスタム動作用。
5)
bootloader のスクリプトで様々な処理をするモードです。低消費電力カスタム動作用。
6)
第一パーティション(/dev/mmcblk1p1)は bootloader を配置するため、FAT16/32 になります。