====== UPR Scalenics を使用する ======
[[download_software:mae3xx:mae3xx_fluentd:start|IoT firmware]] ((v2.7.0α4 以降)) を利用し、[[http://scalenics.io/prod_scalenics.html|UPR Scalenics]] に接続してみます。
[[http://scalenics.io/prod_scalenics.html|{{http://scalenics.io/sc_mid.png?400|UPR Scalenics}}]]
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===== 準備 =====
==== 開発者アカウントの取得 ====
[[https://api.scalenics.io/signup/|オンラインサインアップ]] のページで登録し、開発者アカウントを取得します。
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===== 設定 =====
==== Scalenics の設定 ====
[[https://api.scalenics.io/signup/|Management Console]] から、さきほど取得した開発者アカウントでログインします。
{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:managementconsolelogin.png|Login}}
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ログインしました。
{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:dashboard_001.png?800|DASHBOARD}}
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=== チャネルの作成 ===
まず、デバイスのデータストリームを蓄積する時系列データベースである **チャネル** を作成します。
{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:channel_new_channel_001.png?800|CHANNEL}}
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{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:channel_new_channel_002.png?800|Create New Channel}}
Channel\_number を 0, Channel\_name を "Sensor0" として作成してみます。
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{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:channel_new_channel_003.png?800}}
作成されました。
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=== デバイスの作成 ===
デバイスを作成します。
{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:device_new_device_001.png?800|}}
\\
{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:device_new_device_002.png?800|}}
Device_id に "MAE3xx\_001" とし、さきほど作成したチャネルをマップしておきます。
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{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:device_new_device_003.png?800|}}
作成されました。
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=== Device Token の取得 ===
MQTT(S) でデータを送信する際に必要となりますので、ADMIN PROFILE の画面を表示し Device Token を控えておきます。
{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:admin_profile.png?800|}}
32文字の16進数になっています。
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==== MA-E3xx の設定 ====
=== ルート証明書の取得 ===
Scalenics の MQTT ブローカのサーバ証明書はグロバールサインにてサインされていますので、[[https://jp.globalsign.com/repository/common/cer/rootcacert.cer|こちら]] からダウンロードし、適当な場所に置いておきます。\\
/etc/ssl/globalsign_rootcacert.cer という名前で置いてみました。
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=== FluentD の設定 ===
FluentD でデータを送信するための設定をします。\\
今回は、"sensors.\*\*" というタグのデータをそのまま Scalenics に送信する設定にしてみます。
type mqtt
host api.scalenics.io
port 8883
topic_rewrite_pattern "(.+)"
topic_rewrite_replacement "67FExxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/json/MAE3xx_001"
ssl true
username SC00xxxx
password 67FExxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
ca_file /etc/ssl/globalsign_rootcacert.cer
**"password"** は Device Token を設定します。\\
topic は "/json/" という形式にする必要がありますので、topic\_rewrite の機能によりタグ全体を書き換える設定にしています。
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===== 動作確認 =====
FluentD を起動し、FluentD にデータを送って Scalenics へ送信されるか確認してみます。
user1@plum:~$ echo '{"temperature" : 26.1}' | fluent-cat sensors.temperature
user1@plum:~$ echo '{"temperature" : 26.0}' | fluent-cat sensors.temperature
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STREAM の画面を見てみます。
{{:mae3xx_ope:upr_scalenics:stream_published_001.png?800|}}
さきほどのデータが送信されていることが確認できました。