====== 起動ファームウェアのエリア切り替え ======
[[mae3xx_ope:firmware_structure:start]] で記載している通り、MA-E3xxシリーズは
起動するファームウェアを2セット持つことができるようになっています。\\
通常は、最後にファームウェアアップデート対象となった方から起動しますが、\\
* ファームウェアにバグが見つかったので、一つ前のファームウェアで起動させたい
という場合、"switch\_area" コマンドにより起動ファームウェアを切り替えることが可能です。
\\
===== コマンド使用方法 =====
コマンドの書式は以下のとおりです。
user1@plum:~$ sudo switch_area -h
[sudo] password for user1:
usage: switch_area [-p]
-p: pretend (do not change area to boot)
user1@plum:~$
\\
"-p" オプションをつけた場合の実行結果は下記のようになります。
user1@plum:~$ sudo switch_area -p
== firmware information ==
LATEST: AREA0
OLD: AREA1
NOW: AREA0
switch boot from AREA0 to AREA1
user1@plum:~$
\\
実際には切り替えを行わず、以下の情報の確認ができます。
* 最新ファームウェアのエリア (LATEST)
* 旧ファームウェアのエリア (OLD)
* 現在どちらのエリアから起動しているか (NOW)
* 実行した場合、どちらのエリアから起動するように設定されるか