mas1xx_ope:setup_multi_profile_sim_ppp:start

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

--- mas1xx_ope:setup_multi_profile_sim_ppp:start [2022/11/02 09:26] – admin
+++ mas1xx_ope:setup_multi_profile_sim_ppp:start [2024/02/27 15:53] (現在) – サポート
@@ 行 1: / 行 1: @@
 ====== マルチキャリア対応 SIM を使用した LTE 接続設定 ======
-MA-S1xx v5.4.0rc4 から、マルチキャリア対応 SIM (SORACOM planX1, planX3 など) での自動キャリア変更機能に対応しました。
+\\
+MA-S1xx v5.4.0, MA-E3xx v5.3.0, MA-X3xx v6.0.0 から、マルチキャリア対応 SIM (SORACOM planX1, planX3 など) での自動キャリア変更機能に対応しました。
 [参考] [[https://blog.soracom.com/ja-jp/2022/08/18/multi-carrier-failover-example/|マルチキャリアに対応する SIM のキャリア切り替えの実装例 - SORACOM 公式ブログ]]
@@ 行 13: / 行 15: @@
 {{:mas1xx_ope:setup_multi_profile_sim_ppp:multi-carrier-sim-sb-kddi_00.png|Setup Primary-PLMN, Secondary-PLMN}}
-※ キャリア切替のトリガーとして使用する、ICMP による Peer への疎通確認機能は**強制的に有効化**されます。
+※ キャリア切替のトリガーとして使用する、ICMP による Peer ((LTE通信の経路上で応答するホップ数が最小のアドレス))への疎通確認機能は**強制的に有効化**されます。
 \\
@@ 行 19: / 行 21: @@
 ===== 動作確認 =====
-疎通確認 NG が 3 回連続すると、PPP 接続を切断してメイン回線からバックアップ回線への切替が行われます。
+疎通確認((LTE通信の経路上で応答するホップ数が最小のアドレスを対象にPingを送信)) NG が 3 回連続すると、PPP 接続を切断してメイン回線からバックアップ回線への切替が行われます。
+※ **意図的に**疎通確認 NG を発生させるため、今回は PPP 接続完了後に iptables で ppp0 からのパケットを落とす設定をしています。
+  * PPP 受信パケットを全部落とす
+<code>
+iptables -I INPUT -i ppp0 -j DROP
+</code>
+  * 上記フィルター設定を消して元に戻す
+<code>
+iptables -D INPUT 1
+</code>
 \\
@@ 行 91: / 行 107: @@
 <code>
-Nov  2 09:08:44 gemini PPP Manager[814]: LTE next-hop address: 54.150.128.67
+Nov  2 09:08:44 gemini PPP Manager[814]: LTE next-hop address: 54.150.128.67 <--- これは疎通確認 OK
 Nov  2 09:09:16 gemini PPP Manager[814]: ! LTE peer not responding, count: 1
 Nov  2 09:09:48 gemini PPP Manager[814]: ! LTE peer not responding, count: 2

mas1xx_ope/setup_multi_profile_sim_ppp/start.1667348814.txt.gz · 最終更新: 2022/11/02 09:26 by admin