以前のリビジョンの文書です
MA-E350/GKAD (海外認証取得モデル) は、 Telit LN940A を搭載しており、SIM ロックフリーで各種キャリアに接続することができます。
v4.1.0 より、
を追加しました。
LN940A には
の 3 種類のキャリアファームウェアが搭載されています。
出荷時は GCF が選択されており、キャリアを問わず接続することができます。
NTT Docomo および KDDI のファームウェアはキャリア IOT を取得しているファームウェアです。
使用する SIM にあわせて、下表のとおり WebUI の “キャリアID” もしくは設定ファイル(/etc/default/ppp) の “CARRIERID” に 値を設定してください。
SIM | CARRIERID |
---|---|
NTT Docomo | 1 |
KDDI(au) | 2 or 5 |
その他 | それ以外1) |
START=yes PROVIDER= PERSIST=1 RESET_ON_FAIL=1 RESET_ALWAYS=0 RESET_AT= RESET_WAIT=60 HOLDOFF=5 RETRY=3 # PPP config APN=dream.jp PDPTYPE=IP DEMAND=0 IDLE=0 DEVICE=AUTO CARRIERID=1 <------ ...
さくらのセキュアモバイルコネクト など、キャリアを問わず接続できてしまう SIM が出てきています。
指定をせずに接続すると、意図しないキャリアに接続してしまい通信ができないことがあります。
キャリアファームウェア選択の場合と同様、『キャリア ID』の部分に PLMN 5桁の数字を設定することで、AT+COPS コマンドで直接 PLMN 番号を指定して接続することができます。
通信事業者と対応する PLMN 番号については、日本のPLMNリスト - Gadget and Radio などを参照してください。