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XIO-100を使用してDIOを増設する

MA-E300シリーズ運用時にDIOが足りなくなった場合
XIO-100を使用してDIOを増設することができます。

XIO-100について

FutureNet XIO-100はネットワーク経由で接点入力の監視および、接点出力の制御を行う装置です。
MA-E300シリーズをマスター、XIO-100をスレーブとしてModbusにより接点の状態監視・制御を行います。
接続方法はRS-485および、Ethernet上のModbus/TCPの2通りあります。

ModbusTCPを使用した実行例

XIO-100はデフォルトでModbus/TCPサーバが起動していますので、設定変更を行わずに使用できます。
デフォルト値は下記のとおりです。

IPアドレス 192.168.254.252
Modbus/TCPサーバポート番号502
無通信切断タイマ10秒

ModbusTCPでXIO-100のDIの状態を取得した例を記載します。1)

root@plum:~# python3
Python 3.4.3 (default, Nov 17 2016, 01:29:34)
[GCC 4.8.4] on linux
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import pylibmodbus
>>> slave = pylibmodbus.ModbusTcp("192.168.254.252")
>>> slave.connect()
>>> slave.set_slave(0)
>>> slave.read_input_bits(0,8)
[0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0]