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本体ファームウェアでの起動

ここでは、DIPSWをすべて OFF とした状態で、本体標準ファームウェアでの起動をしてみます。

シリアルコンソール接続

RJ-45のシリアル変換コネクタをお持ちでない場合、DIPSW-3 を ON にすることで、DSUB-9で接続ができます。
TeraTermやputtyなどのターミナルソフトを使用して接続します。
シリアルポートは下記の通り設定して下さい。

項目 設定値
ビットレート 115.2Kbps
データビット 8
ストップビット 1
パリティビット なし
フロー制御 なし

MA-E3xxに電源をいれると、下図のようにブートローダが起動してきます。
2秒間のタイムアウト待ちがあり、その間に Enter を入力することでシェルのプロンプトへ、
m を入力することでメニュー画面へと移行します。
(下図は Enter を入力してプロンプトを表示させた例です)。

プロンプトで “boot” と入力することで、起動処理が行われます。
タイムアウト待ち中に何も入力しない場合も、同様に起動処理が行われます。

Linuxのプロンプトまで表示されました。

MA-E3xxへのログイン

標準で、下記の2アカウントが登録済みとなっています。

アカウント パスワード 備考
user1 user1 一般ユーザ
root root 管理者

“root” でログインした場合の例です。